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フィアン家のフィアン家によるフィアン家のためのECOだ!!
ECOルピナスサーバーで活躍中のフィアン3姉妹によるシスターラブストーリー!・・・を目指してた。でも今の形も気に入ってます。 (C)2006 BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc.,/HEADLOCK Inc.,
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Back To The Past EP5『残された者の選択』
東アクロニア平原。そこには露店ゴーレムが多数置かれ、アクロポリス周辺でも商業活動が1番活発な地域となっている。とはいえ少し街道から外れると相変わらずの閑古鳥。時々駆け出し冒険者か何故か湧き出る木箱を狩り続ける人がいるくらいだ。
そんな場所にノアは一人で来ていた。
目の前には何の変哲のない草原が広がっている。ついこの間までは・・・墜落した飛空庭の残骸が散らばっていたというのに。その痕跡を示すものは、もうノアが持ってきた花束しかない。
「・・・」
あの事件からもう『2ヶ月』が経った。
あの後軍に駆け込んだノアの証言に基づきフィーの会社は家宅捜索された。もともとフィー1人で全てを仕切っていたようで、指導者を失った集団に持続能力があるはずもなく。その後1月もしないうちに彼女の会社は潰れてしまった。
これでもう狙われる理由もないし、実際1人も刺客は来ていない。安全になったのだ。でも・・・
「何であなたがいないの・・・」
ゼロはまだ見つかっていない。依然として行方不明のままだ。生存は絶望視されている。が、ゼロは軍に所属していないにもかかわらず軍内で絶大な力を持っていたらしく(『日臣裸王』の称号を持っていたらしい。その意は日の神のしもべ、裸族の王)捜索自体は打ち切られることはなかった。
しかしそれでも、見つかっていない。
ノアは記憶喪失の少女だった。気がついたらアクロポリス・ダウンタウンの裏路地にいたのだ。自分が誰かが分からない。ここがどこだか分からない。どうやって生きていけばいいか分からない・・・1週間もしたら元は美しかったであろう羽も髪も汚れ、目はまるで死人のように濁っていた。そんな少女を拾い、名前を与えた人物、それがゼロ・シュナイと呼ばれる男だった。
彼はとても優しかった。部屋の中ではパンツ1丁だったりと奇行が目立つ人だったが・・・それでも自分を大切にしてくれた。何故かフィーと呼ばれるアサシンに狙われるようになってからもゼロは嫌な顔せずに自分を守ると宣言してくれた。
とても、嬉しかった。
不意に景色が滲む。あわててノアは目元をぬぐった。
(泣かない・・・・!)
ゼロが見つかるその日まで、泣かないと決めたのだ。ゼロは生きている。今は事情があって帰ってこれないだけ。
(泣くもんか!!)
そう、信じて・・・・
(でも・・・・)
これだけは、言いたい。
(寂しいよ、ゼロ・・・)

辺りが薄暗くなる。いつの間にか夕方になったようだ。店じまいをするゴーレムやこれから新しく露店を出すゴーレムやらで東橋はいっそうのにぎやかさをもっている。
そろそろ帰ろうか。そう思ったノアに、背後から声をかけるものがいた。
「プリッシュ・ノアさん・・・ですね?」
「はい?」
振り向いて相手の顔を確認して、
「!?」
驚愕した。
「お久しぶりです。元気にしてました?って聞くのも変な話ですが」
「あ、あなた達は・・・」
そこに立っていたのは間違えようもなく
「ええ、あなたを狙っていたフィーの部下、椎名・歩です。あとこっちはルル・ベル」
「(カタカタカタ)」
反射的に足が後退する。何で今更自分のところに来たのかは分からない。それに軍の人が身柄を確保したのではないのか?分からない・・・分からない・・・
でも、これだけは分かる。
(危険・・・)
「あ、怖がらないで下さい。別に危害を加えにきたわけではありませんから」
「信じられると・・・思ってるのですか?」
「んー・・・信じてくれると後々やりやすくなるんですが、まあ無理な話でしょうね。でも社長もいないし会社は無くなった。私たちがあなたを狙う必要性が無いってのは分かりますよね?」
「・・・」
「だから、そう身構えないで下さい」
歩は後ずさりするノアを追うことはしなかった。それどころか両手を挙げ、敵意が無いことを示す。
「じゃあ、何しにきたんですか?今の私には軍がついています。騒ぎが起これば今度こそ捕まりますよ」
次の瞬間、歩とルルはその場に膝まついて、こう言った。
「あなたに、お願いがあってきました」
「え・・・?」
予想だにしなかった言葉。ノアの足が止まる。
「お願いしたい内容はゼロに殺されたルルの完全蘇生と、そして我が社長の捜索」
「そんなの!」
協力できるわけないではない。そう叫ぼうとして、しかし歩の次の言葉でそれを飲み込む。
「報酬はゼロ・シュナイの捜索協力、そしてあなたの過去と・・・すべての真実」
悪くない取引でしょう、記憶喪失のプリッシュ・ノアさん?
罠だ。まず間違いなく罠に決まっている。だってそうでしょう?今まで私を拉致して売り飛ばそうとしていた集団の言うことだ。信じる方がおかしい。ゼロなら馬鹿馬鹿しいの一言で一蹴するだろう。私だってそこまでお人よしじゃない。
でも・・・
「・・・分かりました。協力します」
こうするしか、ないじゃない。
2人は立ち上がり、笑みを浮かべる。
「ありがとうございます。ノアさんならそう言ってもらえると思いました」
例え罠だとしても・・・わずかでも可能性があるのなら賭けようではないか。
ゼロを取り戻すために、ノアは動き出すことを決意した。
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【2006/11/05 15:05】 | Back To The Past | トラックバック(0) | コメント(0) |
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