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フィアン家のフィアン家によるフィアン家のためのECOだ!!
ECOルピナスサーバーで活躍中のフィアン3姉妹によるシスターラブストーリー!・・・を目指してた。でも今の形も気に入ってます。 (C)2006 BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc.,/HEADLOCK Inc.,
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Back To The Past EP4『キカイ時代の超文明』
塔の内部に入った2人を待ち受けていたのは、想像を絶するほどの科学力だった。
「何で入り口が開いてるのに中に砂が入ってないんだ・・・」
外から入る砂は丁度入り口当たりで壁にぶつかったかのように弾かれている。(それでいて2人は難なく入れた)
「キカイ時代の遺産なら何があってもおかしくないわ。考えても分からないんだから『そういうもの』ってことで割り切りなさい」
「・・・そうだな」
「それより内部探索と行きますか。さっさと行くわよ」
「・・・お前、体の方は大丈夫なのか?」
「大丈夫よ」
「しかし血が出てるじゃないか」
確かにフィーの腹部分には血が付着していた。先ほどの戦闘で受けた傷ではない。ゼロから受けた傷が開いたのだ。
「こんなのかすり傷みたいなものよ。ま、どっかの貧弱剣士なら痛みで悶絶してるだろうけどね」
と嫌味100%で言うフィー。確かに表情からは何の苦悶も感じ取れない。しかしゼロだって1流の冒険者だ。少なくとも1週間は安静にしといた方がいい傷のはずなのに・・・・もしかして痛みを感じていないのだろうか?
しかしこの状況では満足な治療もできないし、休憩を取るよりも先に進んだ方がいいだろう。ぶっちゃけそんな余裕ももう無い。
ゼロは先に行ってるフィーを追いかけた。
外見はともかく、中身は光の塔と全く違う構造だった。入り口に案内板らしきものがあったので確認したところ(と言っても数字以外は見知らぬ言語だったが)、この塔は地上25階、地下11階の計36階で構成されているらしい。中央に大型のエレベーターが8台備え付けていて(驚いたことにまだ稼動していた)各階はそれを中心に十字の大きな通路があり、さらに各通路から碁盤の目上にいくつかの通路を派生させていた。
各階には警備ロボットらしきものが数体いたり入った部屋が私室だったのか腐りきって匂いすら残っていない食べ物があったり冷凍室で生き残っていた食料や水で腹を満たしたりその他色々なことがあったが・・・それはまた別の物語、いつかまた別のときに話すことにしよう。
(おかしい・・・)
ゼロは一つ疑問に思っていた。塔の調査は順調に進み、今は18階部分だ。残念ながら人の姿は見つけられなかったが、医務室で見つけた麻酔(塗り薬)で肩の痛みからも解放され、腹も満たせた。各部屋の様子からここは何かの観測調査施設ということも分かった。警備ロボットの電撃には少し焦ったが巫女のライトニングブラストに比べたらあまりに貧弱。とりあえずぶっ壊しといた。確かに順調だ。しかし・・・
(何でこんなに順調に進むんだ?)
そう、ここは見知らぬ建物。しかも謎に満ちたキカイ時代の遺跡なのだ。もう少し難航するのが当たり前だしそうあるべきなのだ。
それでも順調に進む理由・・・その答えはゼロの目の前にあった。
フィーだ。彼女は先ほどから・・・いや、塔に入った瞬間から妙に堂々と進み続けた。無関係だと思われる部屋の調査は早々に切り上げ重要な部屋では部屋の端のほこりまで採取しそうな勢いで調査する(まあほこりなど落ちていなかったが)。何で分かるのか理由を尋ねても勘の一言で済まされた。しかしこれは勘がいいとか手際がいいとか言うレベルを超えている。やはりフィーはこの塔について何か知っているのだろうか?再び訊ねようとして、しかしフィーがいきなり立ち止まったことにより中断される。
「おっと・・・どうしたんだ?」
「ここ・・・恐らくだけどこの塔の制御室」
「・・・なんで分かるんだよ」
「なんとなく・・・ね。冒険者の勘よ」
またそれか。
「そんなことよりここはロックされてるみたい。さっき見つけたカードキー出して」
「ん?あ、ああ。これか?」
ゼロは先ほど見つけたギャンブラーが使っていうようなカード(ゼロはいまだこれが鍵であることを疑問に思っている)をフィーに手渡す。受け取ったフィーはそれを扉の横にある細いスリットに差し込んだ。
扉が開く。
「マジで鍵だったのか・・・さすがはキカイ時代」
「何やってるのよ、さっさと入りなさい」
「おう」
中は真っ暗だったが、2人が入ったと同時に明かりがつく。やはり人影は無い。内部の大きさは今までの部屋の平均の約2倍。正面にはとても大きなモニターがあり、その左右にも1周り小さなサイズのモニターがあった。モニター以外にあるのはタッチパネルとレバー、無線機その他ゼロが知らないものばかりだ。
「やっぱ中央制御室みたいね・・・まあそう書いてあったし」
「ん、何か言ったか?」
「いいえ、何も。それより私はここの物をしばらく調べるからあなたはそこら辺でおとなしくしててちょうだい」
「嫌だね」
「何で」
「暇じゃん」
「死ね。あんたが下手なことしてキカイが壊れたらどうするのよ。ここの文字だって満足に読めないくせに」
「ぐ・・・だいたい何でお前は読めんるんだ!!」
「勉強したからね。さあさあ壊す前に端っこ行ってなさい」
「・・・」
そんなことは無いと思うが・・・まあいい。万が一の為におとなしくしといてやるか。
フィーはモニターの前に立ちキカイを起動させ、ゼロは部屋の端っこで座る。辺りには静寂。めまぐるしく変わる画面を見ながら、ゼロは次第に意識を落としていった。

「ん・・・」
どうやら寝てたみたいだ。体を伸ばすと骨が異常に鳴る。結構寝てたようだ。まあしかたない。ここのところハードな毎日だったからな。
フィーは・・・まだ作業をしていた。
「どうだ?フィー。何か手がかりあったか?」
返事は無い。どうやらかなり集中しているようだ。そこでゼロは微妙ないたずら心を起す。後ろからこっそり近づいて驚かすものだ。・・・ガキだね。
作者にガキだと思われてることも気にすることなくゼロは気配を殺し背後からそっとフィーに近づく。いざ肩を叩こうとしたところで、ゼロは気付いた。フィーの顔が驚愕に包まれていることに。こんな顔を、ゼロは初めて見た。
「そんなバカな・・・何なんだこの記録は・・・。あの戦争のことを指してるんだとしたらやはりここは元の・・・・戻ってきたというのか?でも詳細が違うし・・・」
漏れてる声は震えに震え、指先も心なしか震えている。それは画面が変わるごとに大きくなってるようだ。画面に映ってるのは何かのレポートのようだ(文字しか映ってないし)。そしてようやく最終ページにたどり着く。
「『・・・ここに全て観測を終了する。この記録が後の世に伝えられることを私は願おう。  A.D.2203。レイ=クレイトン』」
「おい、おい!!」
「ん・・・ああ、ゼロか」
「何か分かったのか?その様子からろくでもないことだってのは予想がつくが・・・とりあえず現在地だ。分かったこと教えろ」
しかしフィーは何も語らない。2、3度怒鳴りつけて、ようやくフィーは口を開いた。
「何を言っても信じろよ」
「内容による」
ふっと軽い笑みを浮かべると語りだした。
「ここは私たちがいた時代よりはるか過去、機械文明が崩壊した直後の時代のアクロポリス」
「な・・・」
「そして・・・」
一瞬言って良いかどうか迷った後、フィーは言った。
「かつて私が・・・いや、俺が生きていた時代だ」
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【2006/10/27 15:05】 | Back To The Past | トラックバック(0) | コメント(0) |
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