フィアン家のフィアン家によるフィアン家のためのECOだ!!
ECOルピナスサーバーで活躍中のフィアン3姉妹によるシスターラブストーリー!・・・を目指してた。でも今の形も気に入ってます。 (C)2006 BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc.,/HEADLOCK Inc.,
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Back To The Past EP13『戦闘潮流・2』
かつて、1つの部隊が敵に包囲され壊滅されかけたことがあった。
彼らのうちの一人は敵の弾に当たり重体。弾薬は底をつき、味方部隊とは連絡が取れない・・・
誰もがもうダメだと思った瞬間。
弾に当たり重体だった少年が不意に立ち上がった。
彼は夢遊病患者のようにふらふらと歩き、味方が止める暇もなく敵の前に姿を現す。
もちろん敵はすぐに撃ってきた。彼の仲間の戻れという叫びをかき消しながら。
ザッ!
銃声の響く中、その音だけが大きく響く。
少年の姿が消えた。跡形もなく吹っ飛んだか?いや・・・彼の所在は次の瞬間明らかになる。
悲鳴・・・そして絶叫。
味方のじゃない、彼らを包囲していたはずの敵からだ。
少年はいつの間にか彼らの中にいた。手に持ったナイフで、通常ではありえない速度で、カーボン繊維のプロテクターを切り刻み敵を殲滅していく。
その顔に感情はなく・・・



『殺人機』誕生の瞬間だった。
剣は振り下ろされた。
だが、その剣がフィーに届くことは無かった。
急にフィーの体が動き、フォレスニアの剣を横から殴ることで軌道をそらす。
「なに!?」
その反動を利用して上半身を起こす。
戦士としての本能はフォレスニアに後退を要求し、それは正しかった。
フォレスニアが下がるのと、フィーが手を伸ばすのは同時だった。
もしその場に突っ立っていたら首をつかまれ、地面に引きずり倒されていただろう。
距離を取ったフォレスニアは当然追撃を予想し、瞬時に構える。
「・・・?」
だが来ない。フィーはその場で手を口にやり、呼吸をしているだけだった。
血中の二酸化炭素濃度を上げ過呼吸によって生じた症状を抑えるためだ。
「(しかし、隙が無い)」
先ほどのスピード、パワー、どっちにおいても『あの頃の』フィーだった。
「・・・くく」
ようやく本気になった。つまり、今のアレに打ち勝ってこそ屈辱が晴らせるということ。
ならば待とう。全力を潰してこそ、この心は救われる。
落ち着いたのか、口から手を離す。そしてあたりを見渡したかと思えば歩き出した。
先ほど弾かれたナイフを取るためだ。
ここからナイフがあるところまで約20m。拾った瞬間に突撃されたとしても4秒前後はかかる。その4秒から、本当の戦いは始まるのだろう。
そして、ナイフは拾われた。

ザン!!

「・・・え?」
最初、何をされたのか全く分からなかった。急に左腕が軽くなったかと思ったら、目の前を何か碧色の物体がすり抜けていったのだから。
(・・・俺の、左手?)
「・・・な」

ザン!

そうと気付いたときには今度は右腕。

ザン!
ザン!!

右足、左足・・・あっという間に四肢が断たれていく。叫び声を上げる暇もなくフォレスニアは床に投げ出された。
「ぎゃああああああああああああ!?」
それを実感して、初めて声が上がり、思い出したように断面から血が噴出す。
(なんなんだ?一体何をされたんだ?)
ナイフを拾うところまでは見ていた。しかし、次の瞬間、
(消えた)
そう、消えたのだ。超スピード戦闘に、フィーに合わせて鍛え上げた眼ですら反応できないほどのスピード。人間業じゃない。そのスピードですれ違いざまに四肢を1個ずつ撥ねていったのだと漠然と理解する。
ザリッと言う音が耳元で聞こえたような気がした。
目の前にはあの無表情な女の顔。3年前の犬のように見下す・・・それすら無い、完全な無関心。
(ああ・・・死ぬのか)
放っておいても大量出血によるショック死だろうが、その前に・・・目の前の女に。
首か?心臓か?それとも脳天か?
どれでもいい。もはや、俺の生きている意味は失われたのだから。
しかし、動かない。早くしろ、もうもたない。
フィーの口からぽつりと言葉が漏れる。
「高驚異目標の無力化に成功。これより通常モードに戻ります・・・ぐ!?」
急にその無表情に苦痛という表情が現れる。フォレスニアは混乱するしかない。だが、これだけははっきり分かった。
自分は、宿敵と認めた相手に勝つことも殺されることもなく死ぬのだと。

「終わったようだのー」
「ゼロ・・・私は・・・」
「そこのやつ、もう死んだみたいだな」
はっと下を見る。
そこには、四肢を失い達磨状になった男が倒れていた。
その顔は絶望と、そしてわずかな怒りが見て取れる。
「・・・出たのか。『俺』が」
「ああ、10秒とかかっとらんかったぞ。容赦なくばっさりだ。そこの奴も一瞬でも油断しなかったら生き残れたかも知れんのに馬鹿な奴だ」
「・・・そうか」
「体は?」
「胸と・・・あと両足の筋肉がヤバイ。あれになると体の限界が一瞬で突破されるから。でもまあ歩くぐらいならなんとか」
「なら大丈夫だな。で、こいつは一体なんだったんだ?」
「・・・こいつは本当に未来から来たんだろうね。そして私と戦ったってのも恐らく本当」
「でもお前に覚えは無いんだろう?」
「考えられることは一つ。『こいつは私達とは別の未来から来た』ということ」
「・・・詳しく話せ」
「そもそも歴史というのは一つじゃない。それはこの世界が証明してくれているし説明もしたよね?」
「ああ、パラレルワールドってやつだろ?」
「こいつのいた未来は私達と同年代ながらかなりキカイ技術・魔法技術の発達した所だったんでしょうね。人を『迎えによこせる』ほど簡単にに時間移動できるのだから」
「それって、つまりは」
「ええ」
まだまだ可能性。だが試す価値はあること。
この男に会ったことにより生まれた可能性。
「ノアを犠牲にすることなく、私の目的は叶えられる」

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【2007/03/02 02:06】 | Back To The Past | トラックバック(0) | コメント(2) |
<<色塗り(仮)も兼ねて更に練習中 | ホーム | まだまだ練習中>>
コメント
柱の男も波紋法もリサリサ先生も出てこないけど
やっぱり格好いいぜ!(

いろいろ言葉にしない深読みをしながら
楽しませてもらってますぜっ。

恐ろしきはその更新頻度よ。フフフ。
【2007/03/02 13:07】 URL | ライ #vitxglkA[ 編集]
>ライさん
タイトルは特に考えないで決めたんですがね^^;

物語もついにターニングポイントを迎え・・・いや、過ぎました。
この先どういう結末を迎えるか楽しみにしていてくださいませ!
コメントありがとうございます!
【2007/03/03 13:57】 URL | フィアン3姉妹 #-[ 編集]
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