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フィアン家のフィアン家によるフィアン家のためのECOだ!!
ECOルピナスサーバーで活躍中のフィアン3姉妹によるシスターラブストーリー!・・・を目指してた。でも今の形も気に入ってます。 (C)2006 BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc.,/HEADLOCK Inc.,
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The Begining of FIAN
ここで少し昔の話をすることにしよう。
今から11年前・・・そう、『大破壊』についてのことだ。
フィー達の住んでいたイースタン村は、果物が主な収入源の山のふもとにあるほどほどの規模の村だった。
ファーイーストに近いこともあり交通の便もよく、モンスターによる被害も少ない。村人達は毎日を生き生きと過ごしていた。

そう、あの日までは。

**************************

その日はその夏最大の豪雨だった。
どの家もさっさと自分たちの果樹園の補強を終え家に篭っている。
フィーの家もそうだった。
当時8歳だったフィーは男の子に負けないくらい活発な女の子で、外に出て遊べないその日をとても憂鬱に思ってたことを覚えている。
フィー「早く雨やまないかな~・・・。シャルも早く雨やんで欲しいよね?」
不思議そうな顔をしてこちらを見返すシャル。6歳年下のシャルを、フィーはとても可愛がっていた。
フィー「むにー」
シャル「ひゃーん!」
・・・可愛がっていた。
フィアン母「こら、フィー。シャルをいじめないの」
フィー「はーい。ねえお母さん。明日は晴れるかな?」
フィアン母「どうかしらね。この分じゃ明日も雨じゃないかしら」
フィー「え~」
フィアン母「我慢しなさい。でもそうね、雨が上がったら久しぶりにピクニックにでも行きましょうか」
フィー「え、ホント!?」
フィアン母「ええ、お父さんにも頼んでおくわね」
フィー「聞いたシャル?ピクニックだよ~♪」
シャル「ぴくにっく?」
フィー「うん、ピクニック!」
はしゃぐフィー。意味は分かってないが姉のはしゃぎように嬉しくなって喜ぶシャル。微笑を浮かべて我が子を見る母親・・・平和とはこういうことを言うのだろう。

**************************

しかし、家族揃ってのピクニックが実現することは無かった。

**************************

深夜、草木も眠る丑三つ時のことだ。
ドゴーン!!
雨の音に混じり、村を爆音が襲った。
突然の爆発にフィーは目を覚ます。
フィー「な、なに!?」
窓の外を見やると、まず目に付いたのは朱の色・・・そう、
フィー「村が・・・燃えてる」
フィアン母「フィー!」
フィー「お母さん、何これ?どうなってるの?」
フィアン母「いいから逃げるわよ!ほら、早く!」
フィアン父「シェティ、こっちだ」
そう言って現れたのはフィーの父親だ。昔は冒険者だったらしく、手には剣が握られている。
フィアン父「外は魔法の嵐だ。今のところは風と火の魔法だけだが、規模は村全体を包んでいる・・・。山のお堂まで避難するぞ」
フィアン母「ええ、急がないと・・・この子達を死なせてたまるものですか」
フィアン父「行くぞ」
一家は走り出した。フィーは父の背に乗り、シャルは母の腕に抱かれていた。途中近所の人たちとすれ違う。ルートは違えどみんなお堂を目指しているのだろう。
村は壊滅状態にあった。
この豪雨でも消せない炎が村全体を覆いつくそうと勢いを上げる。そして、時折地面に転がっている死体・・・雷に打たれたのだ。真っ黒に焦げている。
フィアン父「見るな!!」
フィーは父の背中に顔を押し付け、ぎゅっと肩を抱く。雷の落ちる音、家の焼ける音、雨の音に混じり、シャルの泣き声が聞こえる。
フィーには、ただただ、目をぎゅっと閉じてしがみつくことしかできなかった。

フィアン父「そろそろ村から出る」
フィアン母「助かったわね・・・」
その言葉に、フィーも安心した、その直後のことだった。
ズドン!という衝撃と共に、フィーは空中へと投げ出された。
フィー(え・・・?)
わけも分からず、体も満足に動かせないまま地面へと叩きつけられる。昼からの豪雨のせいで地面がぬかるんでいたので大した怪我はしなかった。
我に返った直後、上から何かが降ってくる。
シャルだ。
フィーはあわててシャルをキャッチする。
そして、目の前の『ソレ』で何が起こったのか何となく把握した。
フィー「何、これ・・・」
目の前には岩の壁。恐らくこれが走っていた父と母にぶち当たったのだろう。
フィー「お父さん!お母さん!?」
フィアン父「フィーか?無事か!?」
フィー「うん!シャルも無事だよ!お父さんたち早くこっちに来て!!」
フィアン父「良かった・・・しかし、そっちには行けない」
フィー「何で!?」
フィアン父「この壁、すごく高くて硬いんだ。幅も結構ある。だが安心しろ。すぐ回り道してそっち行くから!」
フィー「お父さん!」
フィアン父「お前達は先にお堂に行け!!」
フィー「いやあ!お父さんたちが一緒じゃなきゃ嫌だ!」
フィアン父「フィー!!!!!」
フィー「(びく)」
フィアン父「お前は、お姉ちゃんだろ?シャルを、守ってあげなさい」
フィー「お父さん・・・シャル・・・」
フィアン父「行け!!」
フィー「うわああああああああああ」
フィーは駆け出した。シャルの泣き声を打ち消すかのように叫び続けながら走った。
背後を振り返らずに、ただただ、腕の中の妹を守るために・・・

フィアン父「行ってくれたか・・・」
ふー、と一息ついて座り込む。
フィーにはああ言ったが、父はもう動ける状態じゃなかった。
石壁が突如として噴出した時、フィーを壁の向こう側へ投げるために無理な体制をとったため、石壁が当たったときに内臓をやってしまったのだ。
妻にいたっては頭を強打して意識不明。・・・このままでは死んでしまうだろう。
ぱっと見た感じこの石壁は村全体を覆っている。
再度ため息をつく・・・
フィアン父「あいつらを守れただけでも・・・よしとするか」
これから先あの幼い姉妹だけで生きていけるだろうか。ソレだけが気がかりだ。
父は、最期まで子供たちのことを考えながら、炎に包まれて逝った。

**************************

朝が来た。昨夜の豪雨が嘘のように、今は上がっている。
静かな、とても静かな朝だった。
無事お堂に着いたフィーとシャルであったが、そこには誰もおらず、そして誰も来なかった。
結局眠ることはできなかった。が、シャルはさすがに泣き疲れたのか今はフィーの背中でぐっすり眠っている。
フィー「お父さん・・・お母さん・・・」
何で皆こないのだろう?他のところに逃げたのか、もう村に戻ったのか・・・
ここからでは村の様子は分からない・・・見に行こうか?いや、お父さんたちはここに来るといった、ならば待つべきか・・・
考えに考えたあと、フィーは歩き出す。
目指す先はもちろんイースタン村だ。

フィー「何これ・・・」
村を覆う石壁の崩れているところを(子供でしか通れないような穴だった)10分かけて見つけ出して中に入ったフィーを待ち受けていたものは、見慣れたはずの青々とした果樹園と家並ではなく、灰の積もった地面と焼けて崩れた家の数々だった。
フィー「おとーさーん!!おかーさーん!!」
返ってくるのは、反響音だけ。
フィー「そんな・・・おとうさーん!!!」

『雨が上がったら久しぶりにピクニックにでも行きましょうか』

フィー「そんな・・・そんな・・・」

『シャル、ピクニックだよ~♪』

雨は上がっても、ピクニックはできない。唐突に、フィーはソレを理解した。

**************************

それからのフィーはまさに死体のような目だった。歩けど歩けど目に付くのは死んだ人間のみ。時折動く物があってもそれは大抵がカラスだったり小動物だったりした。
全員、昨夜の大火事で死んでしまった。生き残ったのは私とシャルだけ。これは幸運なのだろうか?
分からない・・・まだ8歳のフィーの精神と体力は既に限界に達してきていた。
フィー「(このまま倒れちゃったら楽になるのかな?)」
なんという甘美な誘惑。
だがソレをするわけにはいかない。
シャル「ねーたん・・・」
フィー「大丈夫、大丈夫だから・・・」
背中の妹の存在のみが、フィーを現実へと繋ぎとめていた。たった一つの命綱。それがある限り、フィーは自ら倒れようとはしないだろう。
だが。
その意思とは関係無しに体力は減り続け、ついに、
フィー「あっ」
倒れた。
フィー「はあ・・・はあ・・・」
今度こそダメだ、とフィーは悟った。

その時だ。
カラン、と石の崩れるような音が聞こえた。
また小動物だろうか。
大して期待もせずに視線だけを投げやると、そこには、
フィー「あ・・・」
人の腕だ。焼け崩れた木片に下敷きになるようにしてその腕は外に出ていた。そして石が崩れたと言うことは、
フィー「生きてる人が・・・?」
フィーは最後の気力を振り絞ってその腕に近づき、木片をどける。
女の子だ。自分より少し幼いぐらいの、ドミニオンの女の子。
フィー「ねえ、起きて。お願い、目を覚まして」
女の子「ん・・・んあ・・・」
フィー「ああ・・・神様」
女の子「ここは・・・」
フィー「生きてる?」
女の子「う、うん」
フィー「良かった・・・」
その女の子こそ当時4歳のケイ。フィーは彼女を救い、そして彼女の存在は、フィーと、そしてシャルを救った。
これで2人ぼっちじゃない。その安心感の中、フィーは意識を失った。

**************************

その後どうやって助かったのかは分からない。が、次に目を覚ましたところはファーイーストの診療所だった。
どうやら東軍の調査団が見つけてくれたらしい。
そこでフィーは生き残ったのが自分たち3人だけだと知る。
そう、たった3人だけ・・・

村が一夜にして滅んだこの事件は『大破壊』としてアクロニア全土に広がった。が、その真相は11年たった今でも解明されていない。
その真相解明こそ、フィーの生きがいにして、戦い続ける理由なのだ。
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【2007/02/12 02:05】 | フィアン家物語 | トラックバック(0) | コメント(2) |
<<シャルのお正月大冒険!!EP8『そして1年は始まった』 | ホーム | シャルのお正月大冒険!!EP7.5『報酬行為』>>
コメント
まさか・・・お嬢さん達にこんな過去があったなんて・・・・・・う…うぅ・・・・・
ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!

お父さんカッコよすぎですよっ・・・・!!!!貴方こそ真の漢だと言ってあげたい……
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

…しっかし…村を襲った奴って…一体・・・・??;
謎が謎を呼ぶ感覚…これからの進展が楽しみでならない・・・;
【2007/02/12 02:37】 URL | DIO・シェイム #LKj0IpLw[ 編集]
今回は感動小説でしたね
なんてつらい過去・・・生き残ったのが3人だけとは、大破壊とはいったい・・・
まさかGURECOでのエレキテルバクハツがココまで被害を!?(他サイトの方のネタでございますorz)
突然現れた石の壁は石仮面の仕業!(JOJO読んでないけど推測で・・・)
フィアンさん、冷凍何とかにも勝てるぐらい強くなれ!
【2007/02/12 09:38】 URL | 悠芽 #-[ 編集]
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